中国共産党の権力中枢である中南海。 (Mark Schiefelbein - Pool/Getty Images)
習近平の経済危機、政治危機、外交機器で長老ら? 集団指導復帰を示す形?

中国共産党の内部を洞察 長老らが活発化で習近平が弱体化の可能性

今年、中国共産党(中共)の建政75周年を迎え、北京で公式の祝賀イベントが行われ、多くの政治的長老たちが集まった。この記事では、習近平政権の下での政治的バランスの変化を詳しく探る。

時事評論家の陳破空(ちんはくう)氏は新唐人の『菁英論壇』番組で、今回の中共の75周年国慶は、民間では国殤日と呼ばれ、多くのイベントが行われる。その中で二回の宴会があったと述べた。一回目は王滬寧(おう こねい)が主役、もう一回は習近平が主役で、国務院総理の李強は完全に周縁化(枠外)された。

過去の慣例では、宴会は国務院が主催し、国務院総理が挨拶を行うことが一般的だったので習近平は「五周年、十周年」の際には自ら挨拶を行った。しかし、二十回党大会の後、李強が多くの権限を剥奪され、毎年の人民代表大会後に行われる記者招待会を開催する権利と、国務院が記者を招待する会を主催する権利を失った。

▶ 続きを読む
関連記事
現代の脅威は目に見える戦争ではなく、日常を侵食する「超限戦」だ。中国共産党による静かな侵略から自由と主権を守るため、市民一人ひとりが現実を直視し、自律的な未来を選択するための指針を提示する
中国国防部が軍重鎮・張又俠らの失脚を発表。習近平との凄惨な権力闘争が白日の下にさらされた。100年に及ぶ党の「闘争哲学」がもたらす自壊の歴史を紐解き、独裁体制の限界と中国が歩むべき真の道筋を鋭く分析
出生率の低下は、中国共産党に対する国民の「静かなる抵抗」と捉えることができる
中共軍の実力者・張又侠が失脚。習近平との生死を賭けた暗殺未遂や軍内粛清の裏側を詳述。林彪事件に匹敵するこの政変は、軍の動揺と権力構造の激変を招き、共産党体制の崩壊を加速させる歴史的転換点となる
習近平と張又俠の内部闘争、習の反腐敗の本質、軍権争い、そして中共百年の内部闘争の歴史を検証する