相次ぐ中国産EVの故障や事故。画像(左)は、「自動運転モード」で走行中に突然ダウンするファーウェイ「問界(AITO)M7」のシステム。画像(右)は「自動駐車モード」中にトラックに追尾し、擦りながらも強引に駐車する中国産EV、ファーウェイ「問界」。(SNS投稿動画よりスクリーンショット)
怖すぎる「執念」

「自動駐車モード」中の中国産EV トラックに追尾し擦りながらも強引に駐車

中国当局がコントロールする公認の「愛国ハイテク企業ファーウェイ」、その電気自動車(EV)の「問界(AITO)」に対して、「故障」や「事故」を訴える所有者の投稿が、ネット上で多くみられるという。

今月10日にネットで拡散されている「某駐車場の監視カメラ映像」のなかには、「自動駐車モード」中にトラックを追尾して、車体を擦りながらも強引に駐車する「問界」の姿があった。その一部始終をすぐそばで目撃したタクシー運転手は「あきれ顔」だった。

「障害物があろうが関係ない、押しのけるまで」という、何が何でも駐車スペースに入ろうとする「問界」の「執念」が、画面越しでもひしひしと伝わってくる。「障害物が人だったらと考えると、怖すぎる」など衝撃や不安を覚えたという人も少なくない。

▶ 続きを読む
関連記事
中国のブロガーによれば、7月末以降に行方不明者を探す動画が全国で299本投稿され、行方不明者は各地で出ているという。主な対象は10代や20代から30代前半の若者で、大半が男性だという。
母親はどれほど絶望すれば、自らの手で我が子を落とし、自らも続くのだろうか。中国・杭州の陸橋から。
AIを悪用した「返金詐欺」が中国で爆発中。活きた蟹がAIで「死亡加工」され、買い手が拘留。業者が次々つぶれる勢いだという。
内モンゴル自治区フフホト市の商業ビルで発生した大規模火災をめぐり、インターネット上に拡散した映像と当局の発表内容が大きく食い違い、情報隠蔽ではないかとの疑念が広がっている。住民の被害状況は依然明らかになっていない
中国でまた高校生のいじめ死が発生。「孤児だ」と半年以上侮辱され続けた17歳の少年。遺族は棺を校門に運び「真相を明らかにしてほしい」と訴えている。 いま中国で何が起きているのか。なぜ子どもを守れない社会になってしまったのか。