中国の病院のイメージ画像。(VCG/VCG via Getty Images)
中国の病院に蔓延る「過剰医療」の実態

多くの患者が泣き寝入り 中国で頻発する過剰医療 別の病院で検査したら「異常なし」

中国の医療現場における過剰医療や不適切な治療に関する問題が再び注目を集めている。

上海光澤医院で不必要な治療を受けた男性が、全財産を失い、さらなる苦痛に直面した件は、中国国内外で議論を呼んでいる。これは氷山の一角に過ぎず、多くの患者が同様の問題に苦しんでいる。本記事では、具体的な事例と中国医療システムの構造的な課題について掘り下げてゆく。

中国の病院では、どの科にも「売上ノルマ」が設けられ、基本給の安い医師は、過剰な処方および過剰医療などを行い、そのキャッシュバックをもらう。これは中国においては誰もが知る常識である。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の著名大学に所属する生命科学分野の学者らに、論文不正疑惑が浮上している。中国科学院の元博士課程学生は、研究成果の収奪や論文署名をめぐる学術界の実態を証言した
最初は「8人死亡」その後「90人死亡」そして最終発表は「82人死亡」。中国・山西省の炭鉱爆発事故をめぐり、変化する中共当局発表の死者数に疑念の声が広がっている。
スターバックス中国は400店舗超でアパレル販売を開始。Tシャツやジャケットを展開し、ミニプログラム注文(アプリを別途インストールせず、WeChat 内で完結する公式オンラインストア)・店頭受取方式を採用。本業逸脱との声も上がっている
中国河南省で、水道水との関連が疑われる体調不良が相次いでいる。現地住民が投稿した動画では、濁った水道水や、病院に押し寄せる患者の様子が映されている。原因は21日時点で公表されていない
福建省のヤマモモ薬液漬け問題。警察は5人を刑事拘留したが、現地では毎日500キロ以上を全国へ出荷していた。長年放置された実態に、当局対応は「形だけ」との批判が広がっている