英国のキーア・スターマー首相は、移民制度の抜本的な見直しを進める意向を示した(Claudia Greco-WPA Pool/Getty Images)

英首相 移民制度改革へ 保守党の失敗を批判

英国のキア・スターマー首相は、移民制度の抜本的な見直しを進める意向を示し、保守党がブレグジット(英国の欧州連合離脱)後に進めた「国境開放政策」が現在の状況を引き起こしたと厳しく批判した。

11月28日、純移民数が2023年に過去最高の90万6千人に達したことを受け、スターマー氏は記者会見で「前政権の移民政策は失敗だった」と断じた上で、移民数削減に向けた計画を白書として近く公表する考えを示した。

英国国家統計局(ONS)の最新データによると、2023年6月までの1年間の純移民数は当初の推計74万人から16万6千人上積みされ、過去最高の90万6千人に修正された。同期間中、移民制度にかかる費用は前年比3割増の50億ポンド(約9776億9869万円)に達し、記録的な水準となっている。

▶ 続きを読む
関連記事
ヨハン・ヴァーデフル独外相は2日、シンガポールで、ドイツは米国と中国の間で「等距離を保っているわけではない」と表明し、米独関係が依然として重要との認識を示した
米司法省が1月30日に公表したジェフリー・エプスタイン関連文書により、イギリスのアンドルー王子が中共の習近平と長時間にわたり同じ場にいた経緯が浮かび上がった
ロシア軍の長距離無人機の残骸からスターリンク(Starlink)端末が搭載されていたことが確認された後、実業家 […]
米国のドナルド・トランプ大統領は30日、英国のキア・スターマー首相が北京で中国の習近平国家主席と一連の合意に署名したことを受け、中国と取引を行う危険性についてスターマー首相に警告した
専門機関の推計によれば、露ウ戦争の開戦から約4年の間に、ロシア軍の死傷および行方不明者数は120万人を超えたという