中国遼寧省瀋陽市にある市民のための告発手紙を入れる「ボックス」の上に設置された監視カメラ。(動画よりスクリーンショット)
中国で告発者の身元がバレるのは危険

中国あるある 「市民用告発ボックス」の上に監視カメラ

中国遼寧省瀋陽市にある市民が告発のために手紙を入れる「ボックス」の上に、監視カメラが設置されていることが現地市民によるSNS投稿で明らかになり、物議を醸した。

関連動画は12月6日、中国SNSのトレンド入りし、批判が殺到している。

「監視カメラの存在」のほか、告発ボックスの設置場所があまりに高い所にあることも問題視された。

▶ 続きを読む
関連記事
中国のブロガーによれば、7月末以降に行方不明者を探す動画が全国で299本投稿され、行方不明者は各地で出ているという。主な対象は10代や20代から30代前半の若者で、大半が男性だという。
母親はどれほど絶望すれば、自らの手で我が子を落とし、自らも続くのだろうか。中国・杭州の陸橋から。
AIを悪用した「返金詐欺」が中国で爆発中。活きた蟹がAIで「死亡加工」され、買い手が拘留。業者が次々つぶれる勢いだという。
内モンゴル自治区フフホト市の商業ビルで発生した大規模火災をめぐり、インターネット上に拡散した映像と当局の発表内容が大きく食い違い、情報隠蔽ではないかとの疑念が広がっている。住民の被害状況は依然明らかになっていない
中国でまた高校生のいじめ死が発生。「孤児だ」と半年以上侮辱され続けた17歳の少年。遺族は棺を校門に運び「真相を明らかにしてほしい」と訴えている。 いま中国で何が起きているのか。なぜ子どもを守れない社会になってしまったのか。