韓国の尹錫悦大統領が2024年12月12日に全国向けの演説を行った。(Anthony Wallace/AFP via Getty Images)

なぜ戒厳令は発令されたのか 尹錫悦大統領が弁明 野党の国政秩序破壊を示唆

12月12日、尹錫悦大統領が国家の安全保障を脅かす中国共産党のスパイ活動に直面して戒厳令を弁護する全国演説を行った。戒厳令は単なる統治行為であり、反乱ではないと大統領は主張し、国家の安全を守るための必要な措置であると述べた。これに対して野党が反対の意を表明した。

尹錫悦大統領は韓国の最大野党「共に民主党」が国会に新たな弾劾動議を提出する前に、テレビで全国向けの演説を行った。

演説で尹大統領は、就任以来、支持率や任期、地位を気にしたことがなく、大統領職を守るためだけなら、国家の憲法秩序を乱す勢力に対抗したり、緊急戒厳を宣言したりする必要は全くなかった。また約300名の兵士が国会に配備されたのは秩序を維持するためであり、国会を解散させたり麻痺させたりするためではないと説明した。

▶ 続きを読む
関連記事
ソウル中央地方法院は28日、前大統領夫人の金建希に懲役1年8か月と追徴金約1281.5万ウォンを言い渡した。一方、株価操作や政治資金法違反などの容疑については、いずれも無罪と判断
北朝鮮は27日、東部海域に向けて複数の弾道ミサイルを発射した。今年に入って2回目の弾道ミサイル発射となる。
トランプ米大統領が、韓国製品への関税を15%→25% に引き上げる可能性に言及。 背景には、2025年に合意された米韓貿易協定の「実施」をめぐる問題がある。韓国政府は対応を急いでいるが…
トランプ米大統領は1月26日、米国が韓国に対する関税率を、従来の15%から25%に引き上げると発表した。大統領は韓国国会が貿易協定を成立させていないとして「韓国の立法府は米国との合意を履行していない」と述べている。
韓国の最新世論調査で、外国首脳の中で日本の高市首相が好感度1位を記録。過去の日本の首相と比べても異例の22%に達しており、特に保守層や若年層の対日感情に変化の兆しが見える