中国安徽省淮南市にある中学校「泉山湖中学」の校門前で警備する武装警官、2024年12月25日。(動画よりスクリーンショット)
何ともいえない「息詰まり感」漂う

中国、各地で年末年始イベント中止 「各地で無差別殺傷事件頻発」をうけ

「各地で無差別殺傷事件が頻発しているから」ーー。

中国当局は最近、上記のような理由のもと、公共の場に大勢の人が集まるあらゆる「年越し・新年を祝うイベント」を中止にしていることがわかった。

近頃では、「危険地帯」となった通学時間帯の小中学校の校門前にも、銃などを持った武装警察や軍人による警備が行われる学校も増えており、もうすぐ年越しだというのに、いまの中国は何ともいえない「息詰まり感」が漂っている。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の夜空でドローンが「謎の霧」を散布。十数省で相次ぎ報告され、焦げた臭いに住民が騒然。当局は沈黙したまま…何が起きているのか。
中国の鉄鋼業は不動産不況やインフラ投資減速により縮小傾向。2025年までに鉄鋼輸出が5割減少すると指摘している
小野田紀美科学技術相は5日の記者会見で、南鳥島沖で進められる国産レアアース採掘に向けた深海試験について、「我が国の経済安全保障上、極めて重要な取り組みだ」と述べ、研究開発への期待を示した。
中共外交部の報道官が数日間にわたり、サンフランシスコ平和条約(1951年)の合法性を否定し、国際法上の効力を持つのはカイロ宣言とポツダム宣言であると強調したことが、国際社会や法学界で議論を呼んでいる。日中間で「台湾有事」をめぐる外交的緊張が高まるなか、事態は新たな局面に入った
中国河南省で転落事故後に死亡した14歳少年の臓器提供を巡り、母親が「手はまだ温かかった」と疑念を示した。死亡判定や手続きの透明性にネット上で関心が高まり、事例は国内で波紋を広げている。