2024年8月1日、東京での記者会見で握手を交わす日産CE​​Oの内田誠氏(左)とホンダCEOの三部敏宏氏 (Richard A. Brooks/AFP via Getty Images)

日産 ホンダとの経営統合を見据えて国内も人員削減

 日産自動車は、2025年6月に予定されているホンダとの経営統合契約を見据え、組織のスリム化を進めている。共同通信によると、日産の世界全体で9000人の人員削減には、中には日本国内の従業員も含まれている。現在63人いる役員体制を、4月に縮小する意向が明らかになった。これは経営合理化の一環として行われる。

日産自動車は2024年11月7日、業績不振を受けたターンアラウンド(逆転劇)の取り組みを発表した。世界で連結従業員の7%にあた9000人の人員削減を行い、生産能力も2割減の400万台程度に引き下げると言う。

これらの施策は、経営合理化と迅速な意思決定を可能にし、車両やエンジンの開発期間短縮、需要に応じた販売戦略の強化を目指すものとされている。日産はホンダとの統合後の新たな体制のもとで、グローバル市場における競争力をさらに高めることを目指している。

▶ 続きを読む
関連記事
世界経済の牽引役として注目され続けてきた中国経済が、今、大きな転換点を迎えている。東京商工リサーチが2月に実施した調査によると、日中関係の悪化が企業活動に「悪影響」を及ぼしているとの回答が26.6%に達し、昨年12月から11.0ポイント上昇した。
IMFはなぜ「待った」をかけたのか? 消費税2年間ゼロ案の裏にある財政リスクと、政府が急ぐ「給付付き税額控除」への転換シナリオ
高市総理は18日、日米「戦略的投資イニシアティブ」の第一陣プロジェクトで合意したと発表。人工ダイヤ製造やAIデータセンター向け電力供給など3分野で協力し、経済安全保障と日本企業のビジネス拡大を目指す
米投資会社バークシャー・ハザウェイが2025年末の保有銘柄を公表。アマゾン株の約8割削減やアップル株の売却継続に加え、NYタイムズ株の新規取得が判明した
日米両政府は、総額5500億ドルの対米投融資計画の第1弾として、ガス火力発電や原油輸出港など3事業・約5.5兆円規模の投資を決定。エネルギーや重要物資の供給強化を図る