長期金利 15年ぶり高水準に 日銀の追加利上げ観測で上昇
2025年2月20日、日本の債券市場で長期金利の指標となる10年もの国債利回りが一時1.440%まで上昇し、2009年11月以来約15年3か月ぶりの高水準となった。この動きは、日本銀行(日銀)が早期に追加利上げを行うのではないかという市場の観測を反映したものだ。
長期金利は国債の価格と反対に動く性質がある。国債が売られて価格が下がると金利は上昇する。この金利の動きは、住宅ローンの固定金利や定期預金の利息など、私たちの生活に直接影響を与える重要な指標となっている。
市場関係者によると、最近発表された経済指標から、今後のインフレ率が予想よりも高くなるのではないかという見方が投資家の間で広がっているという。これが日銀の早期追加利上げ観測につながり、長期金利の上昇を後押ししている。
関連記事
石油連盟の木藤俊一会長は会見で、中東緊迫下でも代替調達により安定供給と製油所の稼働を維持していると強調。一方で、サプライチェーン強靱化に伴うコスト負担や競争力維持の議論が必要と訴えた
日本銀行・小枝審議委員の講演内容を解説。中東情勢を背景とした物価上振れリスクへの警戒感や、「金利の正常化」に向けた追加利上げの必要性、バランスシート正常化への道筋について分かりやすくまとめました
トランプ大統領がイランに対して強硬な警告を発したことに加え、湾岸地域で新たなドローン攻撃が相次いだことを受け、18日、原油価格は1%超上昇し、アジア太平洋地域の株式市場は全面安
経団連が策定した2040年を見据える国家戦略「科学技術立国戦略」。構造的課題を克服するため、投資牽引型への転換や世界トップ水準の研究開発投資など、政府への提言内容と目指すべき社会像に迫る
高市総理がオーストラリアを訪問し、アルバニージー首相と首脳会談を行った。友好条約50周年の節目に、防衛やエネルギーなど様々な分野での協力を深める。「準同盟国」として次なる50年へ向かう両国の歴史的会談のポイントを解説