ドイツの保守政党キリスト教民主同盟の党首、メルツ氏は、2025年2月23日、支持者に向けて演説した(Ina Fassbender/AFP via Getty Images)

ドイツ総選挙 保守派が最多議席を獲得 極右AfD第2党に躍進 組閣交渉は難航か

2月23日、ドイツで総選挙が行われた。出口調査の結果、保守政党が最多議席を獲得し、極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が第2党に躍進した。今後、保守派政党による内閣の組織に向けた交渉は難航する可能性が高い。

出口調査によると、キリスト教民主同盟(CDU)とその姉妹政党であるキリスト教社会同盟(CSU)からなるキリスト教民主・社会同盟が29%で首位を獲得。一方、極右政党AfDは19%の得票率を記録し、過去最高の支持を得て主要野党の地位を確立した。現政権を率いる社会民主党(SPD)は16%にとどまり、大きく後退した。

CDUの党首であるフリードリヒ・メルツ氏は、選挙の最終結果を確認した上で連立相手を決定すると述べ、「復活祭(イースター)までに新政権を発足させる」との意向を示した。

▶ 続きを読む
関連記事
ウクライナの無人機がロシアの石油港を襲撃し、輸出インフラに深刻な打撃を与えた。一方、ロシア軍の進軍は通信ツールの制限により鈍化
1日、トランプ米大統領は、英紙デイリー・テレグラフのインタビューで、米国がNATOから脱退することを真剣に検討していると語った
イラン情勢を巡り、米軍機への領空閉鎖や基地使用を拒否する英仏伊西らNATO加盟国に対し、トランプ大統領が激怒。ルビオ国務長官らが同盟関係の再評価を示唆する中、戦後最大の軍事同盟崩壊の危機が迫っている
ドイツの有力研究機関トップがファーウェイの海外研究開発責任者に転じたことを受け、政界で警戒感が広がっている。中国企業による先端人材の引き抜きが、安全保障上の新たな懸念として浮上している
米CPACが28日に閉幕。2日目は、ポーランドと英国の元首相が登壇し、欧州がグローバリズムに対抗し、不法移民の流入を食い止めるためには「トランプ式の革命」が必要だと訴えた。