習近平 前例のない政権危機に直面か 退任は時間の問題との見方も
中国共産党のトップである習近平が、大幅に権力を削がれ、政権運営が極めて困難な状況に陥っているとの観測が広がっている。昨年から、習の権力縮小や軍の統制喪失が取り沙汰されてきたが、時事評論家の蔡慎坤(さい・しんこん)氏によれば、すでに実質的に権力を失い、退任は公式発表を待つのみの状態であるという。現在、中国共産党(中共)の権力は「三人の長老」に移り、軍の実権は張又侠が掌握しているとの見方が浮上している。
昨年7月の中共第20回三中全会以降、習の健康問題、軍の実権喪失、党内での影響力低下といった報道が相次ぎ、北戴河会議では党の長老たちから厳しい叱責を受けたとの情報も広がった。これにより、習の求心力低下がますます露呈している。
蔡慎坤氏は2月23日、自身の番組で、これまでとは異なる見解を示した。蔡氏はこれまで「習近平は依然として実権を握っている」との立場を取っていたが、22日に国内の知人からの情報を得たことで認識を大きく改めたという。
関連記事
湾岸地域と中東の情勢が米国・イスラエルとイランの直接衝突により混乱に陥る中、中国共産党(中共)の王毅外相とパキスタンのダル外相が北京で「湾岸・中東地域の平和と安定の回復に関する五つの提案」を発表した
米ハドソン研究所主任の余茂春氏は米軍の最近の勝利で中共製の兵器の無力さが明らかになっていることについて、そのことが中共内で数十名の軍事工業専門家の粛清につながり、一部は不審死を遂げていると指摘した
中共元首相の温家宝が今週、中国科学院地理科学・資源研究所を視察した。この動きは異例ともいえるほど大きく扱われた。時事評論家の唐靖遠氏は、これは温家宝の軟禁説を打ち消すためだけではなく、習近平に張り合う可能性があると指摘
2025年の中国共産党内での汚職摘発総額が1兆元超に達したことが内部関係者の証言で明らかに。現職・退職幹部の隠し資産や海外預金も露見し、権力と資金が制度的に結びつく構造が浮き彫りになった
中共が隠蔽し続ける歴史の真実。1948年、内戦の最中に中国史上唯一の正真正銘の民主選挙が行われていた