経団連代表団 訪中で浮き彫りになった「中国経済の危機的実態」
経団連の十倉雅和会長は2025年2月25日の定例記者会見で、経済界の代表団として中国を訪問した成果について語った。十倉会長は、この訪問を通じて「建設的で安定的な日中関係をつくるために意見交換できた」と評価し、その意義を強調した。
代表団は今月、北京で何立峰副首相や王文濤商務相と会談を行い、レアメタル(希少金属)などの輸出規制の自制を中国側に要請した。これに対し中国側は、「輸出管理であって禁止ではない。安全保障上問題なければ輸出する。迷惑はかけない」と回答したという。
十倉会長は中国側の対応について、「非常にまじめな受け答えをしてくれた」と評価した。しかし、外資企業の安全なビジネス環境の整備を求めたことなどに関しては、「必ずしも満足いく答えばかりではなかった」と振り返り、経済交流の推進に課題が残されたことを認めた。
関連記事
高市総理がオーストラリアを訪問し、アルバニージー首相と首脳会談を行った。友好条約50周年の節目に、防衛やエネルギーなど様々な分野での協力を深める。「準同盟国」として次なる50年へ向かう両国の歴史的会談のポイントを解説
中東情勢の緊迫化でガソリンや電気代の値上げが懸念される中、原油高は私たちの生活にどんな影響を与えるのか? 日銀の最新レポートをもとに、物価を押し上げる2つの波や、原油高と円安との影響の違いを分かりやすく解説
連日のニュースで耳にする「中東情勢の悪化」と「原油高」。私たちの生活や今後の日本経済はどうなってしまうのか? 日銀の最新レポートをもとに、これからの行方と家計への影響を分かりやすく紐解く
5兆円という巨額の「実弾」が市場に放たれた。政府・日銀が下した円買い介入は、「1ドル160円の常態化」を拒絶する背水の陣か?
日銀内で意見対立!? 4月の金融政策決定会合では、3委員が利上げを求め反対票を投じる展開に。中東情勢による原油高は、私たちの生活をどう直撃するのか? 物価上振れリスクと迫る「追加利上げ」の行方を伝える