G20財務相会合 保護主義への懸念表明も共同声明採択に至らず
南アフリカのケープタウンで開催されたG20財務相・中央銀行総裁会議が2025年2月27日に閉幕した。会議では保護主義の台頭が経済成長を妨げるという懸念が示されたが、共同声明の採択には至らなかった。
議題では、グローバル経済の見通しや多国間協力の重要性について議論が交わされた。南アフリカのラマポーザ大統領は開会の挨拶で、「多国間主義の衰退が世界の成長と安定に脅威をもたらしている」と警告した。
国際通貨基金(IMF)のゲオルギエバ専務理事は、世界経済の成長率が2025年と2026年ともに3.3%と予測され、これは歴史的平均を大きく下回ると指摘した。また、保護主義や貿易障壁、政治的不確実性が経済成長を脅かし、生産コストとインフレを上昇させるとの懸念も表明された。
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