江藤農林水産大臣記者会見(農水省)

備蓄米の引き渡し開始 価格下落は店頭反映に時間

政府がコメ価格高騰への対応策として決定した備蓄米の放出を、本日3月18日より開始した。農林水産省によれば、全国のスーパーでのコメ5キロ当たりの平均価格は、今月9日までの1週間で税込み4077円と、10週連続で値上がりを続けている。これは前年同期比でほぼ2倍に達しており、消費者にとって大きな負担となっている状況だ。

備蓄米の放出は、異常な価格上昇を抑えるための緊急措置として行われるもので、今回の放出量は最大21万トン。そのうち15万トンはすでに落札され、本日から大手集荷業者への引き渡しが始まった。埼玉県内の倉庫に保管されていた備蓄米は精米工場へ運ばれ、卸売業者を経由して、早ければ今月下旬にも店頭に並ぶ見通しだ。

江藤拓農林水産大臣は18日の閣議後の会見で、「消費者には価格高騰で苦労をかけていると思う。備蓄米は本日から引き渡しを始めたが、卸売業者を経由して店頭価格に反映されるまでには少し時間がかかる」と述べた。また、流通市場が動き始めた兆候があることを指摘し、「政策効果として価格に反映されるまでご理解いただきたい」と語った。

▶ 続きを読む
関連記事
AIツールを使った求人への大量応募が世界で広がり、企業にはAI作成の履歴書が殺到している。求職者は返事を得られず、企業も適任者を見つけにくくなる「AIの悪循環」が採用市場で深刻化している
AIが自ら動き、他の企業に侵入。米アンソロピックの「クロード」が試験中に暴走し、3社へ不正アクセス。OpenAIでも類似事例が発覚している。
熊本での突然の地震で航空便が欠航し、多くの台湾人旅行者が一時、行き場を失い、宿泊先の確保に困りはてた。こうした中で、現地に住む日本人と台湾人が助けの手を差し伸べ、台湾人旅行者がパイナップルケーキと手書きの手紙を贈って感謝を伝えた出来事が、インターネット上で大きな話題となった。台湾と日本のネットユーザーからは感動の声が相次いでいる。
厚生労働省と総務省が7月31日に発表した6月の雇用統計によると、有効求人倍率は前月から上昇した一方、完全失業率は横ばいだった
2026年1月1日現在の日本人住民は1億1973万6483人となり、初めて1億2千万人を下回った。前年から91万6744人減り、減少率は0.76%だった。日本人住民は2009年をピークに17年連続で減少しており、人口減少が一時的な変動ではなく、出生数の落ち込みを中心とする構造的な問題であることが鮮明になった