トランプ大統領は4月2日、ホワイトハウスのローズガーデンで相互関税計画を発表した。(Brendan Smialowski/AFP)

公平か それとも裏切りか?  トランプ関税戦争の進展とその裏側の秘密

アメリカのトランプ大統領が推進する高関税政策により、世界各国が新たな貿易交渉を進めている。韓国、日本、EU、イスラエル、ベトナムなど、主要経済国が直面する課題とその背景を解説する。

米東部時間4月8日午後、ホワイトハウスのレビット報道官は、中国に対し4月9日未明以降、正式に104%の関税を課す方針を発表した。

報道官は次のように語った。「中国の対応は誤っている。トランプ大統領は攻撃には容赦なく反撃する。今夜104%の関税を発動するのは、その意思表示である。もっとも、中国が自主的に合意を申し出れば、大統領は寛容な対応をとるだろう」

▶ 続きを読む
関連記事
1989年に起きたことは、北京だけで終わったわけではない。そして、それは中国国内だけに限定されるものでもない
中国による突然の「対日批判」。現代の中国で起きている政治家たちの権力争いや失脚の裏側を、毛沢東時代の「文化大革命」の歴史と重ね合わせながら浮き彫りにする
米議会で提出された、チベットでのジェノサイド認定を求める超党派法案と、トランプ氏によるジミー・ライ救出への意欲を報じる。中国の弾圧に対し、米国が人権と経済の両面からどう対峙すべきかを問う解説記事
解説 定期的に、大衆は新たな微生物の脅威に直面する。そのパターンは常に一定だ。悲劇的な死や集団感染が発生すると […]
ヴィクター・デイヴィス・ハンソン氏がイラン情勢の終焉を鋭く分析。米国の軍事的優位と経済封鎖に対し、窮地のイランが取る生存戦略とは。中間選挙を控えたトランプ政権の思惑と、激化する膠着状態の結末を予測する