備蓄米21万トン放出しても9割はJA全農が落札 流通は1%止まり
18日の記者会見で、江藤拓農水相は、2025年3月30日までに政府が放出した備蓄米のうち、落札業者から卸売業者に引き渡された量が2761トンであったと発表した。これは、これまでに売却された備蓄米の総量約21万2132トンのわずか1%程度にとどまった。
また、卸売業者への販売価格は、玄米60キログラムあたり平均2万2402円(税抜き)だった。2024年産米の相対取引価格(昨年9月〜今年2月、全銘柄平均)は税込2万4383円であり、備蓄米の価格はほぼ同水準とみられる。
政府は、2024年産米の供給不足と価格高騰を受け、流通の安定化と価格抑制を目的に、保有する備蓄米の市場放出に踏み切り、これまでに2回の入札を実施し、合計21万2132トンを市場に供給した。入札対象は、年間玄米仕入量5千トン以上かつ販売契約を有する集荷業者に限られた。
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