CIAが中共官僚に離反工作 米国の戦略転換に習近平体制が動揺
米中央情報局(CIA)は先週、映像を公開し、中国共産党(中共)の高官および党の下級幹部らに向けて離反を呼びかける工作を仕掛けている。これらの映像は異例なものだ。
この動きは、中国の政界に動揺を与えると同時に、アメリカが従来の対中政策を転換し、より積極的に中共の内部崩壊を促そうとしている兆しと見られる。
公開された映像は2本で、いずれもハリウッド風の演出がなされており、対象は中共体制内で不満を抱える人物たちだ。1本目は高官向けで、党内の粛清や内部抗争の実態に触れながら、「運命を自らの手に取り戻せ」と訴える内容。2本目は下級幹部向けで、「あなたの努力は一部のエリートの私腹を肥やすだけ」とし、「天は自ら助く者を助く」と結んでいる。
関連記事
米国はイラン戦争でミサイル備蓄の約3分の1を消耗。補充に数年を要し、日本・台湾の対中抑止に影響する可能性が指摘される
ロシア軍は戦車約1万2千両を失い、T-90Mも撃破されるなど装甲戦力が深刻に消耗。ドローンと対戦車兵器の普及により戦術は大きく変化し、戦車の役割そのものが再考を迫られている
中国による海外オンライン証券への規制強化は、香港市場の流動性を奪い、投資家の資本逃避をさらに加速させる恐れがある。インサイダーリスクや、暗号資産・大手銀行への資産避難など、広がるチャイナリスクを解説
経済・軍事・資源・技術の各分野で米国が優位に立ち、中国共産党は依然として対抗困難とする論考。人口規模や成長神話の裏にある構造的弱点を指摘する
米中会談での合意の欠如は、今後の米中間の地政学的不安定性を示している。ホワイトハウスは中国側によるボーイング機200機および農産物の購入を含む合意事項を発表したが、中共政府側は公に同意していない