セブン&アイ・ホールディングス イメージ画像(Shutterstock)

セブン&アイ 初めての外国人社長承認

セブン&アイ・ホールディングスは2025年5月27日、東京都内で定時株主総会を開催し、スティーブン・ヘイズ・デイカス氏(64)の社長兼最高経営責任者(CEO)就任を含む13人の取締役選任案など全議案を可決した。デイカス氏は同日付で正式に社長に就任。カナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタール(ACT)からの約7兆円の買収提案への対応と、国内外コンビニ事業の立て直しを加速させる。

アメリカ出身で日本語堪能なデイカス氏は、日米の小売業界で豊富な実績を持つ。2011~15年の西友CEO時代には、6期連続の増収増益を達成。M&Aやネットスーパー展開でも手腕を発揮した。ファーストリテイリングでは海外ユニクロ事業を統括し、グローバルブランドの基盤構築に貢献。スシローグローバルホールディングス会長としてアメリカ進出を支えるなど、国際展開の経験も豊富だ。

2022年からセブン&アイの社外取締役、2024年4月から筆頭独立社外取締役、5月28日からは取締役会議長を務め、ACTの買収提案を検討する特別委員会の委員長として交渉を主導。日米の小売文化への深い理解と調整力が評価され、グローバル経営を牽引するリーダーとして選ばれた。

▶ 続きを読む
関連記事
国土交通省と内閣府による第1回「造船ワーキンググループ」が開催。日本の造船業再生に向け、人材育成や企業間の連携強化について議論。今後は次世代船舶での主導権獲得を目指すロードマップが策定される
23日、赤澤経産相と米ラトニック商務長官の電話会談が行われ、「戦略的投資イニシアティブ」の推進や、米国の新関税措置に対する日本の申し入れが行われた
赤澤経産大臣は23日、フランス主催のG7貿易大臣会合にオンラインで出席。重要鉱物のサプライチェーン強靱化に向けた同志国連携や、3月26日のWTO閣僚会議への対応について意見交換が行われた
片山大臣が金融業界で相次ぐ不祥事に対する見解を示した。証券取引等監視委員会の強制調査が入っているみずほ証券の件や、インサイダー容疑で告発された三田証券の取締役らの件などについて質疑が交わされた
日米両政府は「戦略的投資イニシアティブ」第一陣として、人工ダイヤ製造、原油輸出インフラ、AI向けガス火力の3事業に合意。総額5兆円超の投資で、両国のサプライチェーン強化と経済安全保障を目指す