中共が海外への浸透を強化 SNSを利用し米国に影響

長年にわたり、中国共産党(中共)は「五毛党」と呼ばれるネット上の世論操作部隊や、海外向け宣伝を駆使して、YouTube上で海外華人コミュニティに影響を与えてきた。最近では、その影響力を英語圏にも拡大している。評論家は、中共がアメリカの言論の自由や法律の抜け穴を利用し、法輪功、民主運動、台湾、チベット人などの団体に対して浸透・嫌がらせを行い、自由社会の正常な秩序を覆そうとし、迫害を海外にも拡大していると警鐘を鳴らしている。

中共は長年にわたりYouTubeで活動し、「五毛党軍団」を通じて海外向け宣伝システムを構築し、海外の華人コミュニティに影響を与えてきた。

YouTubeの人気軍事番組『探索時分』の司会者、周子定氏は、「中共の統一戦線は国民党と中共内戦の時から始まった。当時、多くの知識人が中共に招かれ、中には金銭で買収された者や裏で中共に仕えた者もいた。したがって、統一戦線システムは多層的だ。今も同様の手法が続けられている」と語っている。

▶ 続きを読む
関連記事
元米陸軍兵のドゥアン・ルオユーが、中共にHIMARSなどの軍事情報を提供した罪を認めた。量刑は2026年12月の予定
中国共産党の工作員が、米AI「Claude」を悪用して法輪功学習者やNTD、宗教指導者らを組織的に監視していたことがAnthropicの報告書で判明。AIの安全対策をすり抜け、大量の調査調書を作成していた実態に迫る
中共の情報収集が、工作員中心から企業、ドローン、サイバー空間を利用する「分散型」へと広がっている。米国で相次いで明らかになった事例と、防諜当局が警戒する新たな情報網の実態を追う
米下院外交委員会の小委員会が、米国内における外国勢力の影響工作をテーマに公聴会を開催。中国共産党やキューバ、イランに関連する活動、ネビル・ロイ・シンガム氏をめぐる資金ネットワークを議論する見通しだ
ルビオ米国務長官は9月10日、南米3カ国歴訪の最終地ペルーでフジモリ大統領と会談した。麻薬対策や移民、貿易に加え、中共による南米での影響力拡大への対抗姿勢を示した