サイバーエージェントのロゴ(Shutterstock)

サイバーエージェントが情報統制下の中国で 中国SNS大手「Weibo」とアニメ展開で提携

株式会社サイバーエージェントは2025年5月28日、中国のソーシャルメディア「Weibo(新浪微博)」を運営するWeibo Corporationと、アニメおよびIP領域におけるマーケティングパートナーシップを締結したと発表した。

サイバーエージェントは2024年2月にアニメ&IP事業本部を設立している。今回の提携は、同社が手掛けるアニメ作品の中国市場での展開強化を目的としている。具体的には、Weibo上にサイバーエージェントのアニメ関連公式アカウントを開設し、アニメの話題を集約する特設ページや、ユーザーが交流できる掲示板の設置、グッズ販売、共同キャンペーンなどを実施する計画である。また、Weiboが主催するオフラインイベント「Weibo ACG World」や「微博文化交流ナイト」などでのコラボレーションも予定されている。

Weiboは2009年8月に運営を開始し、2024年末時点で月間アクティブユーザー数が5億9000万人を超える中国最大級のソーシャルメディアである。アニメやマンガ、ゲームなど二次元文化に関心を持つユーザーは3億2000万人を超え、国内外のアニメIP公式アカウントは1100以上、関連する会話量は月間10万件を超えているという。

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