洋上風力発電 イメージ画像(Shutterstock)

洋上風力発電の導入拡大へ 改正法が衆院本会議で可決・成立

洋上風力発電の導入を加速させるための法律の改正案が、6月3日の衆議院本会議で賛成多数により可決・成立した。今回の改正法は、今年4月に参議院本会議ですでに可決されており、衆議院での採決を経て成立したものである。

改正された法律は、「海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律」の一部を改正するものだ。これまで日本の領海や内水に限られていた洋上風力発電の設置許可制度が、排他的経済水域(EEZ)にも拡大されることになる。EEZとは、日本の沿岸から約200海里(約370キロメートル)までの水域で、資源開発などについて日本が一定の権利を持つ海域である。

改正法では、政府が自然環境に適した地域を指定し、発電設備を長期間設置したい事業者から計画案の提出を求める仕組みが導入される。計画案は、漁業者など関係者との調整が行われ、基準を満たしていると認められた場合にのみ設置が許可される。区域指定にあたっては、海洋環境の保護を考慮し、必要な調査を実施することが定められている。

▶ 続きを読む
関連記事
片山さつき財務相は7月31日の閣議後記者会見で、「責任ある積極財政」によって強い経済を実現する一方、財政の持続可能性も確保する方針を改めて強調した。
政府の新たな情報機関「国家情報局」が発足。警察や外務、防衛などの情報を一元化し、インテリジェンスの司令塔へ。国家情報会議では、高市政権はスパイ防止法や対外情報庁創設の議論も本格化させる。
消費税減税を議論している実務者会議では意見がまとまらない。中間とりまとめによると、意見は、時限的な減税ではなく給付で対応すべきだとする立場、恒久財源を確保したうえで恒久的に減税すべきだとする立場、本格的な給付制度の導入までのつなぎとしてできるだけ早く税率を引き下げるべきだとする立場の三つに分かれている。
高市首相は中所得・低所得者の負担軽減に向け、飲食料品にかかる消費税率を2027年4月から2年間、現在の8%から1%に引き下げる方針を表明。2029年4月には所得に応じて支援額を調整する「所得に連動したきめ細かな給付」を本格導入する
高市早苗首相は7月29日、Xへの投稿で「社会保障国民会議」の中間とりまとめについて報告し、2029年度から導入する「給付付き税額控除」の概要を明らかにした。政府は、物価高や税、社会保険料の負担に直面する中所得・低所得者の負担軽減を「現下の最重要課題」と位置づけた