大エチオピア・ルネサンスダム(Amanuel Sileshi/AFP via Getty Images)

中国「一帯一路」構想の企み 「実利より政治」のダム建設

中国の「一帯一路」構想の支援を受けて建設されたダムは、採算性に乏しいものだった。

「一帯一路」構想の一環として、中国は海外で数多くの巨大ダム建設(水力発電機能付き)を支援してきた。目的は、中国の国際的な影響力の拡大だ。

中国の国営メディアはよく、これらのダム建設を海外版「三峡ダムプロジェクト」と吹聴する。しかし、中国の三峡ダムはその環境ダメージの大きさから、各界の批判を受けている。

▶ 続きを読む
関連記事
貿易は我々を豊かにするが、他国に依存しすぎると逆効果を招く可能性がある
現代のドローン脅威に対し、高額なミサイルで応戦する「コストの非対称性」を指摘。解決策として、安価な新型無人機や、イタリアの技術による低コストで高性能な「ハイテク火砲」の再評価と導入を提言する解説記事
第16回「気候変動に関する国際会議」を詳報。権威あるIPCCの欺瞞を暴く専門家の分析や、若者の「脱・洗脳」を促す活動を紹介する。主要メディアの動揺をよそに、気候リアリズムが勝利を収める転換点を描く
クレジットカードの金利上限規制が、実は低所得層からセーフティネットを奪うという皮肉な現実を解説。自由市場への介入が招く「信用の消失」と、1億人規模に及ぶ経済的悪影響を経済学者が警告する
年金基金の運用担当者の任務はただ一つ、受給者の資産を最大化することであり、政府の政策目標に資金を提供することではない