自公幹事長 物価高対策で現金給付に合意 野党の消費税減税案に対抗
自民党と公明党の幹事長は10日、東京都内で会談し、物価高騰への対策として国民への給付を実施することで一致した。両党は、2024年度の税収増加分を財源とし、現金あるいはマイナポイントなどの形で国民に数万円を給付する案を軸に調整を進める方針を確認した。給付の具体的な金額や所得制限の有無、給付方法など詳細については、今後両党の政務調査会で協議される。
今回の合意は、長引く物価上昇が国民生活に大きな影響を与えていることを受け、迅速かつ即効性のある経済支援策が必要との認識でまとまったものだ。財源には新たな赤字国債は発行せず、税収の上振れ分を活用することで財政規律にも配慮する考えが示されている。
給付の対象については、全国民一律での支給案が有力視されているが、与党内では所得制限を設けるべきだとの意見もあり、今後の協議で最終決定される見通しである。支給額については「数万円」とされている。最終的な金額や支給時期は、2024年度の税収実績などを踏まえて決定される。
関連記事
15日に行われた国家基本政策委員会合同審査会で玉木雄一郎氏、小川淳也氏、神谷宗幣氏など6人の党首代表が飲食料品の消費税減税や物価高対策、外国人政策、安全保障などを巡り、首相の方針をただした。
高市早苗首相は13日、「ウクライナに関する有志連合首脳会合」に向けた書面メッセージを発出し、日本はウクライナと共にあるとの立場に揺るぎはないと表明した。
自民党は7月14日、党所属国会議員の2025年の党員獲得数上位10人を発表し、高市早苗首相がトップになった。党員獲得数は総裁選での党員票の動向を占う材料であり、各議員の党内基盤の強さを測る指標にもなる
政府全体の防災・災害対応の司令塔となる「防災庁」の設置法が13日、参院本会議で可決、成立した。高市早苗首相は翌14日に中央防災会議を開き、日本が世界有数の災害大国であることに触れ、あらゆる力を結集して「防災立国」を実現する決意を表明した。
政府は10日、首相官邸で第5回人工知能戦略本部を開き、AI法に基づく第2期「AI基本計画」の案を決定した。会見で高市早苗首相は、高性能AIが国力強化に直結する一方、サイバー攻撃への悪用など新たなリスクも懸念されると述べた