中国の“働くフリ会社”。(スクリーンショット)
「出社はするが、仕事はしない」 中国で広がる「働くフリ会社」の現実

中国の失業者は「仕事をしているふり」をする

「仕事に行ってくるね」と家を出るが、行き先は「職場」ではなく「働くフリの会社」──中国の若年層のあいだで、そんな現象が急速に広がっている。

1日あたり30元(約600円)を支払い、朝9時から夕方5時まで、オフィス空間で「就業中のフリ」をするこのビジネスは、北京・上海・成都・広東などの多くの都市で急増しており、SNSでも話題だ。

成都にある「働くフリの会社」の運営者は「うちは表向きは商社。でも、実際は大人の託児所です」と語る。まさに「給料が出ないことを除けば完璧なオフィスごっこ」である。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の公式GDP成長率は1〜9月で4.6%となったが、欧米の調査機関は実態との食い違いを指摘。ロジウム・グループは2026年通年の成長率をほぼ0%と予測した。不動産不況や消費低迷が続く中国経済の実態と、公式統計への疑問を探る
習近平が中共五中全会後、自ら抜擢した高官を粛清する可能性が浮上。北京の消息筋が党内の権力闘争や次期人事を語った
習近平が自ら選んだ高官も次々失脚。反腐敗運動への異論が党内で浮上し、専門家は汚職を生む体制そのものに問題があると指摘
米国防情報局が中国の秘密の再使用型宇宙機を捉えた鮮明な衛星写真を初公開。機体は米軍の無人宇宙往還機「X-37B」に酷似し、「神龍」の可能性が指摘されている
米人権団体フリーダム・ハウスの報告書で、中国のインターネット自由度は100点満点中9点となり、最低評価を記録した。中国本土では同団体の公式サイトへのアクセスが遮断され、上海の人権活動家も投稿記事を理由にアカウントを停止された