中国特権階級層の太子党が習近平の辞任を要求か  

中共内部の事情に詳しい関係者の証言によれば、太子党の関係者らが連名で習近平の辞任を求める動きを進めている。専門家は、習近平が権力の掌握を弱め、党内の各派閥が権力をめぐって争いながら、国外へ意図的に情報を発信していると見ている。

6月17日、オーストラリア在住の学者・袁紅氷氏が大紀元とのインタビューで、太子党の家族ほぼ全員がある座談会に集まり、習近平の第21回党大会での再任を阻止するために建議書を連名で提出する計画を進めていることを明らかにした。

袁紅冰氏によれば、内部討論会では太子党の重鎮・孔丹が発言し、習近平の統治に関する複数の過失を列挙した。その内容には、「党天下」を「家天下」に転化した行為や、「戦狼外交」を強行した結果、鄧小平が描いた「一国二制度」による台湾統一の方針が破綻したことなどが含まれている。

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