2024年11月18日、ワシントンDCの米国連邦取引委員会(FTC)本部(写真提供:ROBERTO SCHMIDT / AFP)

ウォール街に見限られた中国株 上場廃止が加速

かつて米国資本と中国経済は密接に連携し、互いに利益を享受していた。ウォール街も一時期、中国企業株に対して強い熱狂を示していた。しかし現在、状況は一変した。中国経済は深刻な衰退局面に突入し、米国の投資家は中国企業への信頼を大きく損ないつつある。さらに、トランプ政権が強化した規制により、中国株の黄金時代は完全に終焉を迎えた。

中国の金融情報データプロバイダー「Wind」の統計によれば、2019年以降、80社を超える中国企業が米国の取引所から姿を消した。現在も上場を維持する中国企業株は約275社にとどまり、これらの時価総額はニューヨーク証券取引所およびナスダック全体の2%未満に過ぎない。

2024年、中国企業株の米国市場における新規上場はわずかに持ち直したが、規模の小さい投機的企業が中心であった。平均調達額は700万ドル(約10億円)を下回り、上場基準すら満たせない企業も混在していた。

▶ 続きを読む
関連記事
FCCは、中国企業が製造した半導体や通信部品など、論理処理機能を持つ部品を搭載した機器の販売を禁止した。米中サプライチェーンのデカップリングがさらに進む
トランプ米大統領は28日午前、ホワイトハウスで、訪米したウクライナのゼレンスキー大統領と会談した。ウクライナは […]
「暴政とは関係を持たない」 コロンビア次期大統領がキューバ、ニカラグアとの断交を表明
トランプ米大統領は29日、米国はイランのあらゆる動向を把握しており、「ピックアックス山」の核施設を厳重に監視していると語り、イランをけん制
米政府が機密解除した文書によると、中共が2020年の米大統領選を前に、SNSを通じて偽情報や扇動的なコンテンツを拡散し、政治や人種をめぐる対立をあおることで、米国民の認識や選挙の行方に影響を与えようとしていたという