画像(左)は羅帥宇さん。画像(右)は羅さんと同じ日に2人の大学院生が墜落死したとされる病院構内の病棟(「精衛楼」)。(スクリーンショット)
消された真実、SNSで再燃──深まる疑念と生体臓器収奪の闇

羅帥宇事件の新事実 「病院による臓器収奪を告発しようとした内部グループ」メンバー4人全員口封じに? =中国

中国・湖南省の名門医療機関「中南大学湘雅二医院」で実習中だった羅帥宇(ら・すいう)さん(当時28歳)の謎の転落死事件が、新たな局面を迎えている。

羅帥宇死亡事件は、中国共産党による国家ぐるみの生体臓器摘出の闇を暴き、いまも国内外で大きな波紋を広げている。

6月13日、湖南省当局と湘雅二病院は、ネット上で拡散する情報を全面否定する通告を発表。しかし、羅さんの遺族や中国のネット世論は「隠蔽だ」と一斉に反発し、真相究明を求める声が日増しに強まっている。

▶ 続きを読む
関連記事
天安門事件の未公開写真特集、第7回。歴史の大きなうねりの中で生きた人々の姿。封印されていた写真の数々から、1989年の北京を振り返る
北京大学の饒毅教授が、中国の学術不正は「世界記録級」と指摘。論文数の急増とともに不正の割合も前例のない水準に達し、処分の不十分さや監督体制の課題が浮き彫りとなっている。
世界ウイグル協会総裁のアラウドゥン総裁は国際社会に対しても行動を求めた。もし国際社会が天安門事件の教訓に真剣に向き合っていれば、現在のウイグルでのジェノサイドだけでなく、チベット人、モンゴル人、香港の人々に対する起きなかったかもしれないと指摘した
サッカー中国代表はW杯出場枠拡大の恩恵を受けられず低迷。過剰投資ではなく政治介入や統制体制が成長を阻害し、草の根文化の欠如が根本原因と指摘する
経済協力開発機構(OECD)の最新報告書によると、過去20年足らずの間に中国企業が獲得した世界市場シェアの約60%が中国共産党(中共)の国家補助金に依存していることが明らかになった。OECDは、補助金を頼りに市場シェアを拡大することはスポーツにおけるドーピングと同様だと指摘した