中共がロシア支援に傾斜か 「米欧の包囲網に直面」=専門家
トランプ大統領は7月14日、ロシア産石油を購入する国々に対し、100%の二次制裁関税を課す方針を発表した。ところがその翌日、中共の党首は、北京がモスクワへの支援を一層強化する意向を明らかにした。専門家は、この動きが国際的な地政学の構図に変化をもたらし、欧米をはじめ、各国が中共に対抗する連携をさらに強める契機になると指摘している。
トランプ氏は14日、「ロシアが50日以内にウクライナとの和平合意に至らなければ、米国はロシア製品に100%の関税を課す」と表明した。あわせて、上院議員の多くが、ロシアを支援するすべての国に最大500%の関税を課す権限を大統領に付与することに同意しており、これはいわゆる「二次制裁」として発動される見通しだ。
15日には、中共の党首・習近平がロシアのラブロフ外相と会談し、いわゆる「中露全面戦略協力パートナーシップ」の重要性を改めて強調した。また、国連などの国際機関における相互支援の強化を約束している。
関連記事
米Anthropicは、中国AI企業によるClaudeの違法な「蒸留」がダークウェブや不正アカウント取引にまで広がっていると指摘。Moonshotなどを名指しし、「競争ではなく窃盗だ」と批判した
米自動車業界が、中国製車両やコネクテッドカー関連技術を規制する法案の年内成立を米議会に要求。BYDなど中国メーカーの海外進出が加速する中、米国では国家安全保障上の懸念が強まっている
中国・ネパールで発生した大規模土石流をめぐり、中共による被害隠蔽疑惑が浮上。在中国アメリカ大使館が出入境記録の提供を求める一方、中国官製メディアの釈明に批判が殺到
プーチン氏は東方経済フォーラムで、戦争終結に向けた機会が生じており、露・ウクライナ両国が情報ルートを通じて接触を続けていると明らかにした
中共系ハッカー集団Fire Antが米シスコ製ルーターに侵入していたことが判明した。秘密のアクセス経路を設け、ログを書き換えて痕跡を隠し、ネットワークデータの一部を外部サーバーへ送信していた