国際的人権団体の幹部 中国共産党による越境弾圧の体験を語る
先日、中国人権観察(China Human Rights Watch)の事務局長の劉興聯氏が、大紀元の取材に対し、自身が中国共産党(中共)から受けた越境弾圧の体験について語った。劉氏は、中共による神韻(Shen Yun)芸術団と法輪功に対する越境的な弾圧は、臓器強制摘出などの悪行が暴かれることを防ぐためであり、低コストで世界に恐怖を与える効果を狙っていると考えている。
現在カナダ在住の劉興聯氏は、人権擁護者であり、「中国人権観察」と「玫瑰中国(ローズチャイナ)」の事務局長を務めており、これらの人権保護を目的とした2つの団体を中国で立ち上げた人物だ。
劉氏は人権を擁護する声を上げたため、2015年6月19日、国家政権の転覆を扇動したとされ、湖北省武漢市の警察により拉致。武漢第二拘置所に不当に拘束された。拘束中は毎日のように尋問を受け、精神的拷問に加え、名前不明の薬の服用を強制された。その結果、腹痛、嘔吐、半身麻痺のような症状が現れ、その後、病状が悪化し、劉氏はほぼ寝たきりとなった。中共はようやく1年間の保釈治療を認めた。そして2016年4月11日、健康上の理由により釈放された。
関連記事
米上院が「法輪功および強制臓器収奪被害者保護法案」を可決した。超党派の上下両院議員が声明を発表し、中国での強制臓器収奪をめぐる人権侵害の責任追及や制裁の必要性を訴えた
中国共産党による臓器収奪をめぐり、米上院が制裁を科す法案を全会一致で可決。成立すれば関与者への制裁も。中国における臓器収奪と同法案について知っておくべきこと
米上院はこのほど、中国共産党政権による臓器の強制摘出に関与・加担した人物に制裁を科す「法輪功および臓器収奪の被害者のための保護法案」を全会一致で可決。海外人権派弁護士連盟の責任者は、「法輪功を迫害している中共の当局者らに対して、大きな抑止力になる」との見方を示した
失踪から30年のパンチェン・ラマや重刑に直面する黄之鋒、黎智英らを取り上げ、中国共産党による香港・チベットでの弾圧を告発。指導者を奪われ沈黙を強いられる世代の実態と、国際社会が記憶し続ける意義を問う
米議会公聴会で法輪功の広報担当者が証言。中国共産党が米国内で展開する暴力、脅迫、世論工作などの国境を越えた弾圧を告発し、その手口はやがて他の集団や米国の主権にも向けられる危険な常套手段であると警告した