GettyImages

マイクロソフト 中国人技術者に対し米軍向けの技術支援中止

マイクロソフトは7月18日、中国人エンジニアに対して今後一切、米軍向けの技術支援を行わせない方針を発表した。ピート・ヘグセス国防長官も、国防総省のクラウド契約全体を対象とした2週間の徹底調査を命じた。

調査報道機関ProPublicaは、マイクロソフトが中国人エンジニアを米軍のクラウドシステム開発に参加させていた事実を明らかにした。表向きには米国籍の監督者が現場管理を行っていたが、監督者はセキュリティクリアランスを持っているにも関わらず、技術的な能力が不足しており、中国人エンジニアの作業が情報セキュリティ上のリスクになるかどうかを判断できなかったと報告されている。

マイクロソフトは米政府の主要な請負業者として、過去には中国やロシアのハッカーによる侵入事件にも直面してきた。同社は政府認可申請の過程において、業務フローの詳細を正直に開示してきたと強調している。

▶ 続きを読む
関連記事
米英豪の安全保障枠組み「AUKUS」が2027年までの水中ドローン開発プロジェクトを発表。オーストラリアでの造船所投資や潜水艦建造計画も進み、インド太平洋地域での軍事防衛力の大幅な強化を目指す
米国と欧州連合(EU)が中国に関税を課すなか、中国共産党政権は新たな輸出市場を模索することになる
トランプ米大統領がイランとの新合意条件を提示。ホルムズ海峡の即時開放や隠された濃縮ウランの捜し出しを要求し、まもなく最終決定を下すと表明した。一方、イラン側は軍事力を背景に強硬姿勢を崩していない
カナダで神韻公演への爆破予告や公的劇場への契約拒否など、中国共産党の不当な介入が相次いだ。法輪大法協会は「内政干渉を禁じたウィーン条約違反」と訴え、表現の自由と国家主権を守る徹底調査をカナダ政府に求めた
EUが対中貿易の見直しへ。中国製品の大量流入と貿易赤字の拡大を受け、欧州委員会は「持続不可能」との認識を示し、産業保護策の強化を検討している