健康被害、情報統制、食品汚染懸念…止まらぬ不信と生活不安
臭う水道水は「糞水」だった?消えぬ疑念=杭州市【動画あり】
水は濁り、不信も濁る──中国・浙江省杭州市で発生した水道水異臭事件が、政府の説明不信と情報統制により市民の怒りを招いている。「糞水混入」疑惑が拡散し、食の安全や行政不信が全国規模で波紋を広げている。
中国屈指の観光都市・杭州市。世界遺産・西湖(せいこ)の美しさは古来より詩や絵に詠まれ、天上の楽園とも称されてきた。近年はアリババ集団の本拠地としてIT産業の先端を走り、歴史と現代が融合する水と緑と経済の都として知られる。そんな杭州で、思いもよらぬ水道異変が起きた。
7月16日以降、余杭(よこう)区で水道水が黄色く濁り、下水臭や腐敗臭を放つ事態が発生。「料理に使ったら家族が気分を悪くした」「ろ過すると糞便のような黄褐色の異物が出た」との投稿がSNSで相次ぎ、健康被害も報告された。
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