ドルの王座は揺らぐのか? 米中対立は「ドルVS人民元」の新局面へ
トランプ米大統領の関税政策が世界のサプライチェーンと貿易の再編を促す中、中国は新たな戦場として人民元と米ドルの覇権争いに目を向けた。
先月、上海で開かれた主要経済フォーラム「陸家嘴フォーラム」で、中国人民銀行の潘功勝総裁は、人民元の国際化推進への関心を改めて表明した。
アメリカ在住で長年中国ビジネスに携わり、外国投資家や貿易業者への助言経験を持つ実業家マイク・サン氏によると、通貨の覇権、特にデジタル領域での主導権が、米中貿易戦争の次の焦点になるという。中国当局からの報復を避けるため、彼は仮名を使用した。
関連記事
米国と欧州連合(EU)が中国に関税を課すなか、中国共産党政権は新たな輸出市場を模索することになる
トランプ米大統領がイランとの新合意条件を提示。ホルムズ海峡の即時開放や隠された濃縮ウランの捜し出しを要求し、まもなく最終決定を下すと表明した。一方、イラン側は軍事力を背景に強硬姿勢を崩していない
カナダで神韻公演への爆破予告や公的劇場への契約拒否など、中国共産党の不当な介入が相次いだ。法輪大法協会は「内政干渉を禁じたウィーン条約違反」と訴え、表現の自由と国家主権を守る徹底調査をカナダ政府に求めた
EUが対中貿易の見直しへ。中国製品の大量流入と貿易赤字の拡大を受け、欧州委員会は「持続不可能」との認識を示し、産業保護策の強化を検討している
英国や欧州各国の電子パスポートに使われる中核部品を供給する仏企業が、米国の輸出規制対象となった中国資本と関係していることが分かった。英政界や専門家の間では、偽造リスクや供給網の安全性を懸念する声が出ている