一酸化炭素中毒で救急搬送され、治療を受ける3人の女性。(中国・浙江省台州市)
空調と炭火が生んだ「見えない毒」 全員一酸化炭素中毒

エアコンの効いた部屋で窓閉めて「焼き魚パーティー」 しかし悲劇に=中国

中国浙江省台州市臨海(りんかい)市で7月中旬、女性3人が自宅で空調をつけたまま、密室で炭火を使って焼き魚を楽しんでいたところ、約4時間後に全員が突然倒れ、病院に運ばれた。診断の結果は急性一酸化炭素中毒だった。

当日は3人がリビングの窓を閉め切り、空調を効かせた状態で炭火焼きをしていた。空気の流れが遮断されたことで、一酸化炭素が室内に充満し、2人が次々に意識を失い、最後の1人も救助しようとした際に倒れた。

一酸化炭素は、炭などが不完全燃焼することで発生する無色・無臭の有毒ガスで、人が気づかないうちに吸い込むと中毒を引き起こし、体内の酸素運搬を妨げる。重症化すると、意識障害や死に至る危険がある。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の若者が「市長になる方法を教えてください」と役所へ。ところが職員は誰も答えられず、その後アカウントは封鎖された。消されたのは動画か、それとも質問そのものか
中国少林寺の前住職に懲役24年。流用したとされる資金は約66億円。かつて「政治和尚」「仏教CEO」と呼ばれた男に判決が下った
この頃、中国の高校や大学で学生抗議が相次ぐ。「不自由なら死を選ぶ」と書かれた紙が舞い、「自由」の歌声が夜の校舎に響いた
最悪すぎる」と宣伝されたアイスが爆売れした。中国のセブンイレブンで起きた、まるでコントのような実話である。本来は「最高すぎる!」と書くはずが痛恨の誤字。しかしSNSで拡散されると、「そこまで言うなら食べてみたい」という客が続出。人間の好奇心は、時に宣伝文句すら超えてしまう
米国と欧州連合(EU)が中国に関税を課すなか、中国共産党政権は新たな輸出市場を模索することになる