混濁した水道水。2025年8月上旬、中国浙江省杭州市余杭区。(映像よりスクリーンショット)
「臭水事件」からわずか3週間 納得できない市民

中国・杭州でまた水道異常 黄ばみ・混濁に市民の不安広がる

浙江省杭州市余杭区で8月上旬、再び水道水の異常が発生した。複数の住民が「水が黄ばんで混濁し、飲用できない」とSNSで訴えた。7月中旬には同区で水道水から悪臭や濁りが出る「臭水事件」が起きたばかりで、わずか3週間での再発に不安と怒りの声が広がっている。

住民らは「やっと直ったと思ったら、またか!」と批判。物件管理会社も「水道局からの通知はなかった」と不満を漏らし、緊急で停水措置とボトル水配布を実施した。

現地の水道管理会社は、供水主管の破損が原因で修理は完了したと説明した。しかし、先月の臭水事件では、悪臭や濃い沈殿物の混入で体調不良を訴える住民も出ており、当時SNSで広まった「汚水管と水道管がつながっていた」との内部告発を当局は否定、藻類汚染が原因と発表した。今回の再発で「説明は信じられない」との見方が一層強まっている。

▶ 続きを読む
関連記事
米国土安全保障省は、中国企業43社をウイグル強制労働防止法のエンティティーリストに追加した。対象はアルミニウム、衣料品、綿花、トマト加工品などの関連企業で、掲載対象は187社・団体に拡大した
南シナ海をめぐる中国とフィリピンの対立が、学術や教育分野にも波及している。フィリピン国防省は、外国政府が支援する学術・文化事業への審査を強化し、中国共産党による認知戦や影響工作への警戒を示した
中国のスパイダーマン上映イベントで動画が削除された。理由は、観客のポスターが「白紙」に見えたから。消さなければ話題にならなかった出来事が、かえって大きな話題になった
米国防総省が中国の主要大学を軍民融合による安全保障上の脅威とみなし、ブラックリストを拡大して研究資金の停止と規制強化を進めている
また上映中止…。中国で「公開してもすぐ消える映画」が止まらない。今度は日米伊の制作チームも参加したアニメが公開5日で撤退。映画業界に何が起きているのか