フィリピン沿岸警備隊の艦船と米沿岸警備隊のカッター艦を遠方から監視する中共海警局の艦船2隻(Photo by TED ALJIBE / AFP) (Photo credit should read TED ALJIBE/AFP via Getty Images)

米海軍 スカボロー礁付近を航行 中共軍が領海侵入と非難 

米海軍は8月13日、係争中のスカボロー礁付近を海軍艦艇で航行した。これに先立つ11日、中国船2隻がフィリピン船を追跡中に衝突する事故が発生していた。

フィリピン沿岸警備隊によると、米海軍の駆逐艦ヒギンズと沿海域戦闘艦シンシナティがスカボロー礁から約30カイリ離れた海域で確認された。スカボロー礁は南シナ海の中央に位置する環礁で、中国共産党(中共)とフィリピンがともに領有権を主張している。ジェイ・タリエラ沿岸警備隊報道官は記者会見で、中共海軍の艦艇1隻が米艦船2隻を追尾していたと明らかにした。

同日早朝、中共軍は声明で、米駆逐艦ヒギンズが中共の許可なく同国領海に侵入したとして「追い払った」と主張。

▶ 続きを読む
関連記事
中国共産党大使の「武力を用いれば簡単に勝てる」との趣旨の発言に、フィリピンのマルコス大統領が「脅しに近い」と不快感を表明。南シナ海を巡る中比の対立が、外交の場でも深まっている。
アルジャジーラの潜入調査で、カンボジアの中国系実業家・鄧丕兵と中国共産党当局の接点が浮上した。鄧は中共軍に広州へ呼ばれ秘密協議を行ったと証言。中国共産党当局がカンボジア政府内部の人物に内通者になるよう持ちかけたとも語った
インドの首都で選挙人名簿改訂をめぐる抗議活動が続いている。野党は改訂が与党に有利だと批判し、最高裁へのデモ行進を計画。10月12日には安全上の理由から地下鉄6駅が閉鎖され、市内の道路でも交通規制が実施
フィリピン軍は、中共が9月に南シナ海の重要な敏感海域に派遣した軍艦と海警船の数が、ほぼ倍増したと明らかにした。先週末には、中共のJ-16戦闘機がフィリピンの哨戒機に危険な接近を行い、フィリピン側の抗議を招いた
中国の俳優・王星が昨年だまされてミャンマー東部ミャワディに連れ去られた事件で、新たな捜査資料が明らかになった。王星は4日間で3回転売され、人身売買組織は学歴やタイピング速度などを基準に被害者を値踏みし、最大20万元で売買していた