2013年5月8日、中国北西部の新疆ウイグル自治区にある大型太陽光パネル (STR/AFP via Getty Images)

「グリーン化」の幻想 太陽光パネルが奪う土地と本物の農業

イタリアが生産性の高い農地への太陽光パネル設置を禁止する決定を下したことに、多くのメディアが称賛を送る一方で、「太陽光パネルは再生型農業を支援できるのではないか」との疑問もくすぶっている。実際、地上設置型パネルの下で羊を放牧するシステムも存在している。

だが、太陽光パネルは万能薬ではなく、現在の代替エネルギーの形態で何かを「解決」したとは到底言えない。

私はテキサス州中部に住んでおり、この地域の農村郡部は規制がほとんどない。率直に言えば、それがここへ移住した理由のひとつでもある。しかし、独立精神が根付いたこの地でも、静かな侵食が進行している。動物との共生もなく、多様な農業システムへの統合もされないまま、太陽光発電所が良質な農地に次々と建設され、食料生産が完全に追いやられている。これは前進ではなく、進歩を装った後退だ。

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