スクリーンショット

米台が共同軍事演習を実施 中共を強くけん制

今年に入り、米国と台湾の軍事協力は一段と強化されている。米ミシガン州で実施された大規模演習「ノーザン・ストライク(北方打撃)」には、米軍7,500人超と台湾軍500人余が参加し、初めてインド太平洋を想定したシナリオが採用された。演習内容は中共を意識したもので、米国は異例にも一部を公開し、台湾への深い関与と中共への抑止の意思を鮮明に示したとみられる。

米軍の準機関紙「星条旗新聞」によれば、演習はミシガン州五大湖地域で行われ、両軍が共同訓練を実施した。従来は欧州を前提としていた米軍の作戦シナリオも、今回はインド太平洋に重点が置かれ、米国の戦略的関心の移行が明確に示された。

ドイツ公共メディア「ドイチェ・ヴェレ」は、米国防総省が通常は中共の反発を避けるため台湾の参加を公表しないと指摘。今回の情報公開は極めて異例で、米国が台湾との緊密な連携を国内外に示す狙いがあると分析した。台湾内の「対米不信」を和らげるとともに、中共への強い警告の意図もあるとみられる。

▶ 続きを読む
関連記事
米国とイスラエルの連携攻撃により、イラン指導部の複数の人物が相次いで殺害されたが、イラン側には依然として降伏の兆しは見られない。最近、ゼレンスキー大統領が、ロシアがイランを支援し米軍と対抗するのを助けていると明らかにした。
3月30日、レビット報道官は、米中首脳会談に先立ち、ホワイトハウスは米政権の閣僚が先に中国を訪問する見通しを示した、首脳会談前に米閣僚は先に訪中
ドイツの有力研究機関トップがファーウェイの海外研究開発責任者に転じたことを受け、政界で警戒感が広がっている。中国企業による先端人材の引き抜きが、安全保障上の新たな懸念として浮上している
中国共産党(中共)政府が台湾の最大野党トップを4月中旬に招待したことで、中共が台湾の民主主義につけ込み、政治の行き詰まりに乗じて内部の分断を広げようとしているのではないかとの懸念が改めて浮上している。
G7は中東情勢の変化がエネルギー市場や世界経済に与える影響を協議し、備蓄放出や航行の安全確保を通じた市場安定化への強い意志を表明した。片山さつき大臣もXで国際的な協調と連帯の重要性を訴えている