昨年4月30日、観光客が東京の浅草寺付近を歩いている。(Photo by Yuichi YAMAZAKI / AFP) (Photo by YUICHI YAMAZAKI/AFP via Getty Images)

入管庁 外国人の受け入れ上限数を検討 外国人1割時代を見据え

鈴木馨祐法相は29日、外国人の受け入れに関する私的勉強会の中間報告書を公表した。総人口に占める外国人比率が10%台となる場合を想定し、政策を検討する必要があると明記した。

鈴木法相は29日の記者会見で、「諸外国では(外国人の受け入れを巡り)社会の分断や政治的混乱につながっているケースが多々ある」と指摘し、「受け入れのあり方を早い段階で検討する必要がある」と語った。

また、出入国在留管理庁内にプロジェクトチーム(PT)を設置し、中長期的な観点から外国人の受け入れ上限数を設定する是非を含めて検討を行う。

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