(shutterstock)

NHK元中国人スタッフに1100万円賠償命令 不適切発言で信用毀損

NHKの国際放送ラジオで「尖閣諸島は中国の領土」と発言した中国籍の元スタッフに対し、東京地裁は1日、NHKの信用を毀損したとして、請求通り1100万円の損害賠償を命じた。

問題の発言は昨年8月19日の中国語国際放送の生放送中に行われ、原稿にない内容として「尖閣は中国の領土」「南京大虐殺を忘れるな」「慰安婦を忘れるな」などが読み上げられた。

足立堅太裁判長は「NHKの放送内容の客観性や正確性に対する社会的信用が著しく損なわれた」と指摘。「国際放送業務を妨害した悪質な行為」と断じ、発言がNHK理事の辞任にまで発展した点を挙げて被害の深刻さを強調した。

▶ 続きを読む
関連記事
2025年12月、世界人権週間の前後に映画「長春」が日本各地で上映され、観客の大きな反響を呼んだ。2002年の長春テレビ放送割り込み事件を基に、法輪功への迫害の実態を描いた本作には脚本担当の郭競雄氏も来場し、鑑賞後の会場では衝撃や共感の声が広がった
藤田医科大学(愛知県豊明市)などが設立した「一般社団法人 中部日本臓器提供支援協会」が、心臓や肺などの臓器移植をあっせんするための「ドナー関連業務実施法人」として、厚生労働省に業務許可を申請したことがわかった
日本の経済評論家・渡邊哲也氏は次のように述べた。 「中国の思惑とは違う方向に動いている、というのが今の日本の状 […]
森記念財団都市戦略研究所は、最新の年次報告書「世界都市総合力指数(GPCI)」を発表した。東京は今年、世界で2 […]
2022年7月安倍元首相が暗殺された。暗殺者はその教団を憎んでいたが、なぜか教団の人間ではなく安倍元首相に銃口を向けた。その後、日本の主要メディアは「一つの宗教団体を悪」とする報道を続けた。福田ますみ氏が新刊「国家の生贄」で問いかけたかったものとは