イメージ画像。(Shutterstock)
信頼を削る節約戦略

中国経済の低迷で航空会社が苦境 サービス縮小に不満噴出

中国経済の停滞が長期化する中、航空各社は生き残りをかけてサービスの見直しを進めている。国有大手3社は依然として赤字を計上する一方、民間の春秋航空は、徹底した低コスト戦略により黒字を確保している。

春秋航空は、預け荷物や機内食、毛布、飲料水などを有料とする「エア・ローコスト・キャリア(LCC)」モデルを採用し、運航コストの削減を実現している。これにより、運賃を大幅に抑え、価格重視の顧客層をターゲットにしている。

しかし、この徹底したコスト削減が、乗客の不満を招くこともある。特に、機内温度が意図的に低く設定され、毛布の購入を促すのではないかとの疑念がSNS上で広まり、話題となった。会社側はこれを否定しているが、座席や荷物サービスの有料化に加え、頻繁に流れる機内販売のアナウンスに落ち着かないとの声もあり、低価格の裏側にある不便さや苦情は絶えない。

▶ 続きを読む
関連記事
中国が進める「軍民融合」の実態を解説。商船をミサイル艦へ転換する「中大79」や、戦車を輸送する大型フェリー、さらに「海上民兵」という民間を装う準軍事組織の脅威など、偽装される海上戦略の深層に迫る
中国のファーウェイ系EVで異常動作。「開く(後ろへ倒して)」と指示した座席は逆に前へ倒す動きを始め、子供を挟みかけた。父親が「止まれ!」と何度叫んでもシステムは反応せず、中国SNSで「危なすぎる」と波紋が広がっている
中国AI「豆包」で、歴史上の大統領を検索すると人気俳優の画像が表示される騒動が発生。有料化直後だっただけに、「これで課金?」と批判が広がり、中国SNSでトレンド入り
中共系企業が提供する安価な5G通信網。その裏では、各国を技術・資金・インフラ面で依存させる「シリコン・カーテン」が広がっている。ファーウェイ問題や一帯一路を通じて進む「デジタル属国化」の実態を分析する
最近、中国版のTikTok、抖音(ドウイン)では「深夜の造反」と呼ばれる現象が現れている。市民が隠喩的な文章で、特定の時間帯に中国共産党への不満を投稿している。