米CDC 新型コロナワクチン接種一律での「推奨」終了を全会一致で決定
米疾病対策センター(CDC)のワクチン諮問委員会は9月19日、新型コロナウイルスワクチンの「一律の接種推奨」を終了する方針を全会一致で決定した。今後は医師や看護師などの医療従事者と相談し、患者ごとに接種の必要性を判断する「個別対応」へと転換する。対象は生後半年以上のすべての人に及び、従来の「全員推奨」から大きな方向転換となる。
CDCは、健康な人にとって接種による恩恵は限定的であると説明する一方、基礎疾患を抱える人については引き続き有効性を認めた。委員会の議論では、一部の州や自治体が「医師の処方箋がなければ接種できない」といった条件を新たに導入すべきかどうかも検討されたが、医療アクセスを制限する懸念から見送られた。この決定の背景には、ワクチンに懐疑的な立場で知られるケネディ厚生長官が諮問委員を全面的に入れ替えた人事の影響が大きいとされる。
一方、日本では厚生労働省や感染症学会が2025年冬季に向けても高齢者や基礎疾患を持つ人を中心に新型コロナワクチンの定期接種を推奨している。公費による接種は2024年3月で終了したが、65歳以上や基礎疾患のある人については引き続き補助を受けて接種することが可能であり、流行株に対応した新しいワクチンも供給されている。
関連記事
一般社団法人ワクチン問題研究会は2026年4月16日、新型コロナウイルスのmRNAワクチン接種後の健康被害を巡 […]
16日、RFKジュニア保健福祉長官が下院公聴会に初出席した。一部の議員は委員会公聴会にて、ワクチン指針の変更が米国人を危険にさらしていると述べたが、一方でケネディ保健福祉長官を称賛する声も上がった
トランプ大統領がCDC(米国疾病対策センター)の新局長にエリカ・シュワルツ博士を指名。バイデン政権下での「強制」重視の姿勢を批判し、感染症対策という本来の任務への回帰と、科学的信頼の回復を狙う新体制を強調した
米国立衛生研究所(NIH)のマシュー・メモリ博士が、新型コロナワクチンの接種義務化に反対し、報復として職や医師免許を失う恐怖に直面していた実態が内部メールで判明。組織的な圧力と個人の葛藤を報じる
新たに公開されたデータによると、推奨される多くのワクチンにおいて、子供の接種率が低下傾向にあることがわかった