海洋研究開発機構(JAMSTEC)が運用する深海掘削船「ちきゅう」が、9月5日に清水港で行われた見学会の際に停泊している様子 ( Tomohiro Ohsumi/Getty Images)

日本の深海探査船「ちきゅう」7906メートルの掘削に成功 世界記録を更新

日本海洋研究開発機構(JAMSTEC)はこのほど、日本の深海探査船「ちきゅう」が、同船が保持していた最深掘削記録を更新し、ギネス世界記録の公式認定を受けたと発表した。

複数のメディアの報道によると、世界最大で最先端の深海探査船である「ちきゅう」は、2024年9~12月にかけて、宮城県沖約200キロの地点で探査を実施した。目的は、2011年の東日本大震災と津波を引き起こしたプレート境界構造の解明および、震災から十数年を経た現在におけるひずみエネルギーの蓄積状況を把握することにあった。

探査中、研究者らは海面より28.5メートル高い船上から掘削機を投入し、まず水深6897.5メートルの海底に到達した。さらに、海底下980メートルまで掘削を行った。これにより、船上からの総掘削深度は7906メートルに達した。この探査によって、研究者らは地層の状態を調査し、大地震を引き起こしたプレート境界を含む地層サンプルの採取に成功した。

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