米ホワイトハウスAI責任者 「米国の技術輸出は中国共産党の抑制に貢献」
米ホワイトハウスのAIおよび暗号資産政策責任者であるデイヴィッド・サックス氏は、10月6日にブルームバーグ・テレビのインタビューに応じ、トランプ政権の対中政策が軟化し、十分に強硬でないとするワシントンの対中強硬派からの懸念に反論した。
トランプ大統領が、エヌビディア(Nvidia)やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)による中国向けの低性能チップ販売を認めたことを受け、政権内の対中強硬派は、アメリカのAI分野における競争優位を損なう可能性があるとして強い懸念を示している。
前国家安全保障会議の技術・国家安全保障担当ディレクター、サイフ・カーン氏は、エヌビディアのダウングレード版「Blackwell」チップでさえも、中国が大量に購入し統合することで、AIスパコン開発に活用される恐れがあると指摘している。
関連記事
米サウスカロライナ州とテネシー州の病院が、インフルエンザと麻疹の感染急増を受け30日から15歳以下の面会を原則禁止。患者とスタッフの安全を守るための予防的措置だ
ロシアはウクライナによるプーチン大統領別邸への攻撃を主張し、和平交渉の立場を再検討すると表明。対するゼレンスキー氏は捏造だと反論した。トランプ次期米大統領が仲裁に動く中、領土や安全保障を巡る火種が燻っている
ベネズエラ沿岸にある麻薬船の拠点施設への攻撃は、カリブ海における米国の軍事作戦の拡大を意味している
米国防総省は12月29日、ボーイングに対し約86億ドルのFMS契約を承認。イスラエル空軍向け次世代F-15IA戦闘機25機(オプション25機)の開発・生産を委託。ミズーリ州で2035年完了予定。中東での長距離攻撃能力強化へ
トランプ大統領とネタニヤフ首相が会談。トランプ氏はイランの核再建に即時攻撃を警告し、ハマスには武装解除を強く要求。また、非イスラエル人初の「イスラエル賞」を受賞し、中東和平の枠組み拡大への意欲を示した