中国の国旗とEUの旗(shutterstock)

中国の自動運転企業 米国市場での事業展開が難航 欧州市場へ進出加速 

中国の自動運転関連企業は、アメリカ市場での事業展開が難航したことを受け、現在はヨーロッパ市場への進出を加速させている。ロイター通信が10月6日に報じたところによると、複数の中国企業がヨーロッパに本社を構え、データ共有協定を締結し、現地での道路テストを進める動きを強めており、こうした流れが安全性や公平な競争環境に対する懸念を呼び起こしているという。

中国国内では、新車販売台数の半数以上が自動運転機能を搭載しており、中国共産党(中共)当局は自動運転分野で世界的な主導権を握ることを目指している。国家政策として技術開発のロードマップも策定されており、複数の業界関係者によると、ヨーロッパは中国の自動運転企業が海外へ事業を広げるための「橋頭堡(きょうとうほ・不利な地理的条件での戦闘を有利に運ぶための前進拠点)」になりつつあり、そのモデルはEV車の展開戦略と非常によく似ているということだ。

北京のスタートアップ企業「軽舟智航(QCraft)」の最高技術責任者、董理氏は、先月のミュンヘン・モーターショーで新たにドイツに本社を設立すると発表した。董氏は「アメリカ市場には『壁』がある」と述べ、これは国家安全保障を理由としたデータ規制を指すと説明している。

▶ 続きを読む
関連記事
約53万ヘクタールに被害が及んだモンゴルのヌムルグ自然保護区で8日に発生した草原火災について新華社は狩猟や、絶滅危惧種に指定されているアムールイトウの釣りを計画していたとの噂も取り上げたが、KDDIの発表とは乖離があった
スペイン中部ウルダで高速列車同士が衝突、68人死亡・180人超負傷。乗客名簿に日本人とみられる2人の名前があり、外務省が安否確認を急ぐ。運輸相は人為的ミスの可能性を指摘
スペインの高速鉄道で起きた重大な追突事故で、少なくとも68人が死亡した。新たに公開された運行指令の通話録音3件から、事故前の重要な17分間の経緯が明らかになった。
仏サッカー選手キリアン・エムバペが、独裁者・毛沢東に関する「ミーム」との発言をめぐり、中共による排斥の対象となり、中国本土で中国企業のスポンサーを失った。中共はこれしきの揶揄にも耐えられないのか
イスラエル総選挙で、不正を巡る問題が突如浮上した。28日、開票作業が終盤を迎える中、ネタニヤフ首相が所属する与党リクードは、一部のアラブ系政党に大規模な不正の疑いがあるとして、警察に即時調査を求めた。