中国最大の航運会社、中遠海運(Cosco Shipping)に属する貨物船が、貨物を積んでカリフォルニア州の港に停泊している。(Mario Tama/Getty Images)

米国 中国資本船に高額港湾料の導入迫る 日本にチャンス?

アメリカが中国関連船舶に対して港湾使用料の徴収を開始するまで、残り1週間となった。トランプ大統領によるこの措置は、中国造船業の支配的地位を弱めることを目的としており、来年には世界の主要海運会社上位10社に対して合計32億ドルの費用負担が発生すると見込まれている。

米格付け会社S&P(スタンダード・アンド・プアーズ)は今週公表した報告書において、港湾使用料の発効日である10月14日が延期される可能性をめぐり、業界が様子見の姿勢を示していると指摘した。その一方で、この不確実性がすでに海運会社に不安を与え、船隊運営戦略に地政学的リスクを加えていると述べた。

トランプ政権は、中国企業が建造・所有・運航する船舶に対する料金徴収がアメリカ造船業の再興資金の確保に寄与すると説明している。アメリカ議会では、この長期的資金の運用方針を定める法案が審議中であり、与野党双方から強い支持を受けている。

▶ 続きを読む
関連記事
イスラエル専門家が指摘:トランプ氏の軍事行動はイラン・ベネズエラを打撃し、中共の石油パイプラインを断つ「酸素戦争」。旧秩序を破壊し、権威主義体制の瓦解を促す新地政学
パナマ当局が香港CKハチソン傘下のパナマ港湾会社オフィスを捜索。最高裁が港湾契約を違憲判断し、政府がターミナル接収。中共が非難する中、パナマ大統領は法の支配を堅持と強調
米国際貿易委員会(USITC)が2月26日、中国の最恵国待遇(PNTR)撤回時の経済影響調査を開始。6年間の影響を検証し、8月報告予定。トランプ大統領の訪中を前に、米中貿易摩擦再燃の兆しかも
トランプ米大統領は2月19日の平和委員会で、国連への資金提供と機能強化を表明。「国連を再生させる」と強調し、米国が支援して持続運営を確立すると語った。過去の削減方針から転換か
ルビオ米国務長官のミュンヘンでの演説は多くの欧州指導者を不安にさせたが、それでもなお、万雷の拍手で迎えられた