ミャンマー軍 電信詐欺拠点「KK園区」を爆破 中国共産党の関与に再び注目
ミャンマー東部の電信詐欺拠点「KK園区」が、ミャンマー軍の掃討作戦を受けた。軍は数日間にわたり無人機から爆薬を投下し、建物を次々に爆破した。この攻撃により、園区内の多くの人々がタイ側へ逃走した。中共政府はKK園区の爆破や、アメリカによるカンボジアの太子グループへの制裁について控えめな報道にとどめているが、背後での不透明な関与が改めて注目を集めている。
タイの公共放送によると、ミャンマー軍は10月24日からKK園区の施設への爆撃を開始し、タイ国境付近では連日、爆発音が響いた。情報筋によれば、軍は爆弾を搭載した無人機を使って園区を攻撃し、地上部隊も10月26日には爆薬を用いて施設を破壊した。ミャンマー軍は「タイとミャンマーの国境に位置するこの悪名高い詐欺拠点を制圧した」と発表し「内戦で一時的に失われていた重要な領土を奪還した」と強調している。
10月16日からKK園区への取り締まりが強化され、千人規模の人々が混乱に乗じて逃亡した。タイ当局は24日「すでに千人以上が国境を越えタイに避難しており、その大半は中国人だ」と明らかにした。27日時点のタイ側の集計では、モエイ川を渡ってタイに入った外国人は1525人に達した。
関連記事
インドの首都で選挙人名簿改訂をめぐる抗議活動が続いている。野党は改訂が与党に有利だと批判し、最高裁へのデモ行進を計画。10月12日には安全上の理由から地下鉄6駅が閉鎖され、市内の道路でも交通規制が実施
フィリピン軍は、中共が9月に南シナ海の重要な敏感海域に派遣した軍艦と海警船の数が、ほぼ倍増したと明らかにした。先週末には、中共のJ-16戦闘機がフィリピンの哨戒機に危険な接近を行い、フィリピン側の抗議を招いた
中国の俳優・王星が昨年だまされてミャンマー東部ミャワディに連れ去られた事件で、新たな捜査資料が明らかになった。王星は4日間で3回転売され、人身売買組織は学歴やタイピング速度などを基準に被害者を値踏みし、最大20万元で売買していた
イタリアからインドネシアへの空母譲渡を機に激変する東南アジアの安全保障を解説。中国の海洋進出に対抗するドローン空母構想や南シナ海・太平洋を巡る米中綱引きの最前線に迫ります
9月18日、中国とフィリピンが南シナ海で再び衝突した。南沙諸島のサビナ礁付近の海域で、中国海警局の船1隻がフィリピンの補給船に衝突。その後、双方が互いを非難した。