米財務長官が「極めて無礼」と非難した中共の貿易代表が欠席 米中首脳会談
トランプ米大統領と中国共産党の党首・習近平は30日、韓国・釜山で会談を行い、約1時間40分で終了した。中共側の主要経済交渉担当である商務部国際貿易交渉代表の李成鋼が欠席したことが注目を集めている。
李成鋼は商務部国際貿易交渉代表として、米中交渉を担ってきた人物だが、今回の米中首脳会談に出席しなかった。
会談には、米側からはベッセント財務長官、ルビオ国務長官、ラトニック商務長官、ワイルズ大統領首席補佐官、グリア通商代表、駐中国大使パーデュー氏が出席した。一方、中共側からは党中央弁公庁主任(政治局常務委員)の蔡奇、副首相の何立峰、外交部長の王毅、国家発展改革委員会主任の鄭柵潔、商務部長の王文濤、外務次官の馬朝旭らが同席した。
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9日に行われた中共外交部の記者会見で、ロシア国営メディア「ロシア・トゥデイ」の中国駐在記者による質問が波紋を呼んだ。記者は、エストニアのマルグス・ツァフクナ外相が「プーチンの友人は天国、地獄、あるいは刑務所にいる」と述べた発言を引用し、中共側の見解を求めた。
米中首脳会談に向けた調整の難航や、入国禁止措置を受けているルビオ国務長官の同行、会談直後の台湾向け武器売却の可能性などが重なり、中共側は面子維持に苦慮するとみられている。
トランプ政権の第1期には、トランプ氏が北京を介さず直接金正恩と対話した経緯があり、中共は朝鮮半島問題での主導権を失うことを警戒してきたとし、今回の対北接近は、米中首脳会談を前に影響力を示す狙いがあるとの見方も出ている。
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