大学入学拒否した学生五千人 崩れゆく中国「大学神話」
世界で最も過酷な「受験地獄」といえば、中国の大学入試だろう。試験当日には全国が「大学入試モード」に入る。工事は中断され、交通規制が行われ、救急車も待機する。このような全国的な「受験支援」の光景は、中国社会における大学入試の重みを物語っている。
しかし、今年の大学入学シーズンは例年にない冷え込みを見せた。全国で5千人を超える合格者が、入学通知を受け取りながらも大学進学を辞退したのだ。なぜ、このような現象が起きているのか。
ネット上では「経済が冷え込んでいる今、大学に行くことは先生の雇用を助けるだけだ」といった皮肉の声まで上がっている。動画で話題になった私立大学だけでなく、名門・上海交通大学でも、合格後に入学を見送る学生が現れている。
関連記事
中国の「情報の壁」を壊し、世界の真相を届けようとした活動家・喬鑫鑫氏が、中国の獄中で拷問を受けていると支援団体が訴えている
中国の著名経済学者・高善文氏が死去。GDP統計に疑問を呈した後、習近平指示で調査対象となったと米紙が報道。発言機会の制限や講演中止が続き、晩年は公の場から遠ざかっていた
中国で袋いっぱいのヘビを野外に放つ動画が拡散した。「成都の公園で放たれた」との情報も広がり、住民に不安が広がっている
洪水対策の裏で何が起きていたのか。中国でダムや治水事業を担うトップ級幹部が半年で10人以上失脚。巨額予算が動く「ダム利権」
「100%生搾り」のはずが、実際は濃縮果汁を水で薄めたものだった