権力闘争の余波か 中共軍の人事停滞が示す体制の歪み
中国共産党の第20期第4回中央委員会全体会議(四中全会)以降、人民解放軍の高官人事をめぐる混乱が一段と深まっている。複数の上級将校による不正関与が相次いで発覚し、主要ポストの一部では「代理」任命や下位ポストの人材登用による暫定対応が続いている。
専門家は、こうした事態を中共軍内部の権力闘争の表れとみなし、軍の統治構造に潜む歪みが顕在化したものだと指摘する。混乱の収束は容易ではないとの見方が広がっている。
5日、中共軍の第3の空母「福建」が海南省三亜市で正式に就役した。2019年の空母「山東」就役式には複数の大将級将校が出席したが、今回は中央軍事委員会副主席の張升民のみが姿を見せ、他の出席者はすべて中将級にとどまった。
関連記事
中国で長い列ができるのは「病院、米国大使館、そして信訪局」ともいわれる。最後の望みをかけて政府に訴えに来た人々。最後の訴え先で行き場を失った陳情者たち。その絶望は、どこへ向かうのか
中国南部で豚の大量死が相次ぐ。さらに病気や死亡した豚が市場や学校給食に流れているとの告発も。アフリカ豚熱が広がるたびに繰り返される「病死豚はどこへ行くのか」という問題
中国大手フリマで、また性的取引への誘導が発覚。対策を続けても問題は繰り返されている
その「おすすめ」、本当に人気?中国の旅行サイトで「お金を払えば検索上位」の仕組みが問題に
習近平の訪米を前に、大紀元を襲った約500億回のサイバー攻撃。なぜ大紀元は繰り返し狙われるのか