2025年4月17日、アメリカ空軍の第5世代ステルス戦闘機F-35AライトニングIIがイギリスのレイクンヒースに着陸する(Dan Kitwood/Getty Images)

日本の潜水艦は隠れる場所がなくなるのか? 専門家が中共が主張するAIや量子レーダーの優位性を疑問視 

論評

中国が最近発表した量子レーダーおよび人工知能(AI)を利用した潜水艦探知技術に関する声明は、潜水艦やステルス航空機の作戦上の優位性を奪い去るものであり、台湾防衛に積極的に関与しようとする国々の考えをくじくことを目的としていることは、ほとんど疑いの余地がない。また、これらの発表は台湾の士気をくじく意図もある。

しかしながら、こうした発表の意図に疑いの余地はほとんどない一方で、その正確性については多少の疑問の余地がある。

最初の発表は、安徽省で量産が開始された4チャンネル単一光子検出器に関するものである。この部品は、アメリカのステルス航空機を可視化する量子レーダーシステムの礎として称えられている。

▶ 続きを読む
関連記事
米国はイラン戦争でミサイル備蓄の約3分の1を消耗。補充に数年を要し、日本・台湾の対中抑止に影響する可能性が指摘される
ロシア軍は戦車約1万2千両を失い、T-90Mも撃破されるなど装甲戦力が深刻に消耗。ドローンと対戦車兵器の普及により戦術は大きく変化し、戦車の役割そのものが再考を迫られている
中国による海外オンライン証券への規制強化は、香港市場の流動性を奪い、投資家の資本逃避をさらに加速させる恐れがある。インサイダーリスクや、暗号資産・大手銀行への資産避難など、広がるチャイナリスクを解説
経済・軍事・資源・技術の各分野で米国が優位に立ち、中国共産党は依然として対抗困難とする論考。人口規模や成長神話の裏にある構造的弱点を指摘する
米中会談での合意の欠如は、今後の米中間の地政学的不安定性を示している。ホワイトハウスは中国側によるボーイング機200機および農産物の購入を含む合意事項を発表したが、中共政府側は公に同意していない